様々な宗教や民族が交ざり合うマレーシアは豊かな自然やくつろげるビーチ、穏やかな人達が多く観光にも人気の国です。一年を通して夏のような気候なので住んでいる方の性格や時間への感覚も日本とはまるで違います。

マレーシアでは気持ちよく幸せに生活したいと考える方が多いです。特徴や仕事観などについて解説していますので見てみましょう。

マレーシア人の特徴はこれ!

マレーシア国旗

マレーシアは多民族国家で様々な民族が持つ宗教や生活習慣が交ざり合っています。一年中真夏のような気候でビーチや熱帯雨林、島々など神秘的で自然豊かな国。マレーシア人の特徴はフレンドリーでおおらかな方が多いです。

暑い国なので時間にルーズな場面もあるようです。多民族国家なので個性も豊かです。マレー系マレーシア人や中国系マレーシア人、インド系マレーシア人など沢山の部族があります。その為、個性や心理は民族や宗教によって違うので性格も様々です。

マレーシアとはどんな国?

マレーシアは一年を通して夏なので暑い国です。カラッとした暑さなので冬に旅行に行くのには最適でしょう。

首都はクアラルンプール。人口は3200万人。公用語はマレー語で共通語は英語で、宗教はイスラム教。

日本との時差は1時間で日本の方が1時間進んでいます。マレー系(67%)・中国系(25%)インド系(7%)に多数の先住民族が共存した多文化社会。それぞれの宗教や言語があり多様性を受け入れてお互いに尊重し合いながらグローバルな社会をつくっているのです。

東南アジア3位の経済を誇るマレーシアは先進国に入る事を目標としています。日本語が通じる場所もあり日本人が住みたいと思う国にもよく挙げられています。

マレーシアの教育って?

 

アジア 学生

マレーシアは日本と違い複雑な教育課程があります。どういったものなのか見てみましょう。

初等教育6年間、中等教育が5年間で中等教育の前期2年・後期3年と分かれます。マレーシアでいう高校卒業は日本より短く17歳です。また、学校の授業をこなすだけでは中学や高校の卒業資格を与えてもらえないというのもポイントでしょう。

初等教育は日本でいう小学校。公立では無償なので就学率はほぼ100%です。小学校終了時に全国統一試験UPSRを受ける事が必須で、この結果でレベルに合った中学校へ振り分けられます。

前期中等教育終了時に全国統一試験PMRを受けます。この成績により残りの2年間を理系か文系に進むかが決まるのです。最後にSPMの試験がありSPM不合格、受験しない場合には高校卒業資格がなくなってしまいます。

実際に高校卒業資格をとれずにドロップアウトしてしまう子も多いです。就職する時に最低SPM保持者でないと応募できない事が多いです。大学進学を目指すにはSPMに合格してクレジットと呼ばれる一定以上の成績、履修証明と履修単位が必要になります。

Form6という大学予科に1年か2年通い、成績により上のクラスUPPER6・LOWER6と分けられます。Form6の終わりに大学への入学資格証明となるSTPMという全国統一試験を受験。このようにとても複雑で成績が優秀でもマレー人優遇制度があるのでそういった面でも狭き門です。日本とは違い成績が大変重要になっています。

マレーシア人の特徴とは?

マレーシアの国旗

1年を通して暑くて夏のような気候で過ごしているマレーシア人は独特の文化があります。そのため、日本で働いてもらう場合にはマレーシア人の国民性や性格、重要視している部分を理解しておく事が重要です。

事前ガイダンスで日本での仕事内容や注意してほしい点等を伝えますが、伝えたからといって必ず守られる訳ではありません。最初から日本人と同じように働く事を目的とせず少しずつ慣れてもらえるように日本人から歩み寄り、同じ目線で会話する事が大切です。コミュニケーションがとれてから仕事を教える方がスムーズにいきやすいでしょう。

マレーシア人の国民性

マレーシアはマレー系・華人や華僑と呼ばれる中国系・インド系・それ以外の民族が共に暮らす多民族社会。それぞれの民族の血が混ざっているところもあり、何世代も前から長年住んでいる方が多いです

住む所も民族でだいたいまとまっていて中国系はジョホールバルに多く、インド系はクアラルンプールやペナンに集まっています。クアラルンプールのリトルインディアのように街の中でも特に密集している所もあるのです。

それぞれの宗教を尊重していてモスクも仏教やヒンドゥー教の寺院もあり、旧正月やディパバリ等の各民族の重要な行事も残されており祝日に指定されています。仲良く暮らしているとはいえ、マレー系と中国系は社会的に対立した存在でインド系との間の確執もあるので、マレー系・中国系・インド系とそれぞれの民族で別れている集団も多いです。

マレーシア人の仕事観

マレーシア人はおおらかでおおざっぱな性格の方が多く、仕事でミスをしても軽く謝る感覚でミスはお互いさまととらえている方が多いです。日本人はなるべく周りに迷惑をかけないようにミスを防ぐように働く方が多いのでそういった部分の考え方が全然違います。

時間の感覚も日本人とは違うので遅刻や当日キャンセルもありえると考えておきましょう。後から連絡すればいいと思っている方も多いのでそういった部分は事前に注意する必要があります。

休憩時間や休暇、病気の時のお休みをしっかりとるのがマレーシア人に多いですが、これは家族や友達、礼拝の時間を重要視しているからでしょう。そのため、マレーシア人と連絡をとる時には個人の携帯電話の番号を聞いておく事をおすすめします。会社の電話ではなかなかつかまらない事が多いです。

このような考え方の違いから日本人がイライラしてしまう場合もあります。あらかじめマレーシア人の仕事に対する考え方を理解しておくといいです。また、日本で働いてもらう場合にはこういった事に注意して働いてほしい等、事前に伝えておくと安心です。

マレーシア人はこんな産業に多い!

マレーシア人が多く働いている産業はサービス業、その次は製産業です。

サービス業は就業者数の50%を超えていてサービス業を最重要産業と考えています。サービス業の中でどれが一番多いのかははっきりとしていませんが金融や卸売、小売、ホテル、レストラン、行政、防衛などが挙げられるでしょう。

マレーシアは独自の教育システムで大学まで通うのは相当な努力が必用とされています。85年から2011年までに初等教育修了者と中等教育修了者数が逆転して教育水準が大幅に向上しました。

ですが、そういった難しい試験に合格しても大卒にふさわしいとされる職業が増えていなくて卒業した後の仕事探しも難しいようです。ビジョン2020というゴールを掲げて一人あたりの所得を上げていく事や包括性、持続性とバランスを持ち生活の質を向上させようとしています。今後も様々な産業で発展していく事が予想されます。

マレーシア人とうまくやっていくには?

外国人グループ

日本人同士でも性格の違いや考え方の違いがあり、仕事や学校でコミュニケーションが上手くとれずに悩む事は誰しも経験した事があると思います。マレーシア人の場合、宗教や民族によって性格も違うので、はじめから日本人と同じように働いてもらうのは難しいです。注意点をまとめていますので参考にしてみてください。

注意点はこれ!

マレーシア人と上手く付き合っていくには、相手の習慣や性格をよくみて合わせる事が大切です。日本人の場合、時間厳守や約束した時間の10分前に集まる等は当たり前のようになっていますが、マレーシア人の場合は違います。

仕事の時にも時間はルーズで朝の挨拶をした後には外で朝食を食べに行ってから仕事を始める方も多いです。そのため、日本人と同じ感覚ではありません。一緒に働く場合にはまずは相手と同じように行動して一緒にご飯を食べるなどしながらコミュニケーションをとるようにしましょう。

日本で働く場合には初めにマレーシア人に日本の働き方や時間への考え方を伝えておくと戸惑う事や作業の遅れを防ぐ事ができます。

マレーシア人の特徴について分かりましたか?

マレーシア人はおおらかでゆったりとした時間の中で家族や友人との時間を楽しむ方が多く、礼拝も熱心です。そのため、日本のような時間にくぎられた生活には馴染みにくいと感じる方も多いでしょう。

お互いの価値観や性格を理解しあいながら付き合っていくことが大切です。仕事上で立場が上だからと休憩時間も指示してしまうとコミュニケーションがとりにくく反感をかいやすいので注意しましょう。