ここ数年、韓国人を雇用する企業は増加傾向にあります。せっかく韓国人と仕事するならば、日本人との性格や文化の違いなどがある中でも、仕事を円滑に進めていきたいですよね。

この記事では、韓国人の日本語力や日本人との性格の違い、仕事観などを踏まえて、韓国人と仕事をする上での注意点をご紹介します。はじめて韓国人を雇用する人にも分かりやすく説明していますので、ぜひご覧ください。

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どのくらいの韓国人が日本で仕事をしているのか

韓国

日本人にとって、韓国人は身近な外国人とも言えるでしょう。韓流ドラマやKPOP、韓国料理など、私たちの身の回りには韓国にまつわる文化が浸透しています。

では、実際に日本では何人の韓国人が仕事をしているのでしょうか。在留韓国人の人数と、韓国人に多い業種を見ていきましょう。

在留韓国人の数は?

2019年10月時点、全国の在留韓国・朝鮮人の人数は479,193人となっています。日本に住む在留外国人の中で、中国に次いで2番目に多いのが韓国人なのです。

また、日本における韓国人労働者数も年々増加傾向にあり、平成28年は48,121人、平成29年は55,926人の韓国人が働いています。平成28年から平成29年にかけて、前年増減比はなんと+16.2%に増加している状況です。

このように韓国人労働者が増加している背景には、韓国国内での「就職難」が背景にあると言われています。韓国では若者の失業率が高く、大学を卒業しても就職できない若者が年々増加しています。日本政府は、日本の人手不足解消のためにも、韓国人の若者を積極的に受け入れているため、日本で仕事をする韓国人が増加中なのです。

どんな業種が多いのか

IT

韓国人の仕事で多い業種は、卸売業・小売業や、情報通信業です。特に情報通信業で働く韓国人は近年増加しており、将来性の高いIT企業への就職が人気を集めています。

日本で最先端のIT技術を身に着けたいと考えている韓国人が増えてきている証拠でしょう。

日本語は話せる?

日本で就職を希望する韓国人のなかでは、日本語を話せる人材が多いようです。もともと韓国には語学が得意な人材が多く、英語や日本語など複数の言語に堪能な人材が珍しくありません。

日本語を話せる韓国人が多い理由として、韓国の語学教育が関係しています。韓国では中学と高校の授業から第二言語の選択があり、英語の次に第二言語で日本語を学ぶ生徒も多いようです。韓国語と日本語の文法が似ていることから、韓国人にとっては学びやすい言語なのかもしれません。

また、語学教育のほかにも、日本の漫画やアニメを通して日本語に触れてきた若者も少なくないようです。

韓国人との仕事での注意点は?

韓国人

韓国人を雇用するにあたり、どのような注意点があるのでしょうか。韓国人と仕事をすると、仕事への向き合い方やコミュニケーション方法の違いなどが原因で、思うように仕事がスムーズに進まなかったり、トラブルが発生したりすることもあるようです。

韓国人の性格や仕事観を踏まえて、韓国人と仕事をする上での注意点を確認しましょう。

性格は日本人と合うのか

韓国人と仕事をしたことがある日本人の話を聞くと、日本人と韓国人の国民性は異なっており、性格や価値観も日本人とは違いがあるようです。

もちろん全ての韓国人や日本人に当てはまるわけではありませんが、事前に違いを知っておくと良いでしょう。

まず、韓国人は自己主張が強い性格のようです。仕事をする上でも、個人の意見や自分自身の仕事の進め方に強いこだわりを持ち、思ったことはしっかり発言する傾向にあります。日本では周囲との調和や協調性が大切にされ、全体で意見をまとめたり同調したりすることが多いため、個人の意見を強く主張できる人は少ないのではないでしょうか。

次に、韓国人の「せっかち」な国民性も有名で、仕事でもプライベートでも素早く行動する人が多いようです。日本人は相手の様子を窺いながらゆっくり慎重に行動することも多いですが、韓国ではとにかくスピードや回転の速さが重視されているのです。

また、韓国は儒教の影響を強く受けているため、韓国人は親や上司などの上下関係をとても大切にしています。両親や祖父母を心から尊敬し、上司に対しても決して失礼のない行動を常に心がけているのです。日本も諸外国に比べると上下関係に厳しい一面がありますが、韓国はそれ以上だといわれています。なお、韓国は親族の結びつきも重視するため、両親はもちろん、兄弟姉妹や親せきともとても親密な関係を築いているようです。

これらはあくまで一例ですが、日本人と韓国人の違いとして、頭に入れておくと良いでしょう。

仕事への考えは

 

夜のオフィス

まず、韓国人は日本人以上に残業時間が長いと言われています。韓国はいわずと知れた超・学歴社会であり、韓国人は厳しい受験競争を勝ち抜き、その後の就職活動や就職後の社内人事など、つねに競争社会で生きています。そのため、男女かかわらず長時間労働をして仕事に打ち込み、成果を上げようとする人が多いようです。

プライベートと仕事の境があいまいな人も多く、深夜でも仕事の電話に対応する人も珍しくありません。

また、将来の結婚相手を見つけるためにも、働く会社のネームバリューや収入、企業の規模の大きさもとても重視していると言われています。

次に、韓国人は仕事ですぐに結果を出すことを良しとするため、つねにスピード感を持って仕事をしています。「結果にいたる過程」よりも、とにかく成果や成績を上げることを大切にしているようです。

一方で、結果を出したあとの「アフターサービス」にはさほど力を入れないため、日本人にとっては「最後まで仕事をしっかりやらない」「雑に仕事をする」と感じることもあるかもしれません。

どんなサポートが必要か

サポート

まずは、社員とのコミュニケーションをサポートすることが大切です。韓国人ははっきり自己主張をする人が多いため、調和や同調を大切にする日本人とは相容れず、社員同士のコミュニケーションがスムーズに進まない可能性もあります。

日本人社員に韓国人の性格への理解を求めるのはもちろん、韓国人に対しても日本人の考え方や行動の仕方などを丁寧に教えてあげるのが良いでしょう。

社員同士が仕事で円滑なコミュニケーションをとることは、仕事をする上で非常に重要です。

また、日本のビジネスマナーを教育することも必要です。例えば、取引先との待ち合わせの時間を厳守する、最後まで仕事相手に気を配るなど、日本人にとっては当たり前のことでも、韓国人にとっては分からない点が多いでしょう。「そんなことも分からないのか」と思うのではなく、文化の違いを理解し、一から丁寧に日本のビジネスマナーを教育することが重要となります。

韓国人との仕事での注意点は掴めましたか?

韓国人女性

韓国人と仕事をする上での注意点について、お分かりいただけたでしょうか。現在、日本には約55,000人の韓国人が働いており、日本で就職を希望する韓国人の若者も急増中です。

しかしながら、韓国人には自己主張が強く、せっかちな人が多く、周囲との調和や気配りを美徳とする日本人とは少々相容れないこともあるようです。韓国人と仕事をする上では、韓国人の性格をあらかじめ理解するとともに、日本人の働き方やコミュニケーションの取り方をしっかり教育し、日本人とスムーズに仕事をできるよう気を配ることが大切でしょう。

韓国人だけではなく、外国人と働くときには日本との文化の違いに留意することが大切です。
注意しないと、職場で破ってしまいそうな外国人と付き合う上でのタブーは以下の資料にまとめられています。
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