新型コロナウイルスの情勢を受け、「訪日外国人客数はどれくらい減少したのか」、「観光外国人で見込んでいた集客をどのように補填すればいいのか」等、様々なお悩みを抱える方がいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、今後の外国人インバウンド市場予測と共に、今後外国人の集客をどのように考えていけばよいかをご紹介いたします。

今後の外国人集客への準備とは、コロナ禍に注目すべきは在留外国人?

政府の取り組みやオリンピックに向けた招致活動もあり、訪日外国人の数は年々増加していました。2018年には、3000万人を超え、一種の外国人インバウンドブームが起こっていました。

渡航規制から訪日外国人どのくらい減った?

そんな中、新型コロナウイルスが流行し渡航制限が始まったことで、ここ数年で初めて訪日外国人数が大きく減少することになりました。これにより観光事業、インバウンド事業は大打撃を受けています。

「日本政府観光局(JNTO)」の調査によると、2020年5月の訪日外国人数は、1700人にまで減少し、昨年度の5月が277万人であったことを考えると大幅な減少です。外国人向けの事業や商品開発を行ってきた事業者様は、施策にお悩みではないでしょうか?

訪日外国人市場の見通しは?

訪日外国人市場の見通しは、渡航制限の解除の関係上、見落としが立たないというのが実情でしょう。
編集部でも調査を行い、訪日客の復活時期などを予想してみました。
アジア圏、ヨーロッパ圏では大きく復活時期に大きく幅が出そうです!

詳しい調査結果は、ここからダウンロード

また、オンラインでの日本への関心を計るため

自社サイトにおける海外からの訪問者分析を行った結果がこちらです。

  • 渡航の厳しい状況の中でも、外国人の日本への興味関心はそれほど変化していない。
  • オンラインでのアプローチは、むしろしやすくなっている。
  • 在留外国人の日本へのイメージは大きく変化していない。

    詳しくはこちらの記事をご覧ください→https://recruit-guide.jp/1870/

外国人の集客を始める前に必要な5つの準備

外国人集客がうまくいかない場合、集客を行う前に必要な準備が整っていない場合がほとんどです。
一般的に商品を設計し、販売する際は、

  1. 十分な事前リサーチ
  2. ペルソナを考える
  3. プロダクト設計
  4. 適切なプロモーション手法の策決

こちら全ての過程が当然重要になってきます。

しかしながら、外国人や海外に向けたサービス・商品販売が上手くいかない場合、実はこれらの過程のいずかを、思わぬところで疎かにしてしまっているケースが多いです。
今回はこちらの過程を、「外国人に商品を売る」という前提のもと考えていきましょう。

①十分な事前調査・リサーチを行う

海外向けや訪日外国人向けの商品を考える際、もっとも重要な過程はこちらになります。
市場規模が異なるだけでなく、言語の問題や調査手法を選択する段階で多くの工数がかかります。

さらに「自社で調査を行うことが難しい」、「海外拠点などを持っていない」等の問題があれば、
リサーチを行うだけで委託料金など費用が余計にかかることになります。

そこでおススメするのが、国内の在留外国人を対象に調査・リサーチを行うことです。
在留外国人数は約300万人近くに達し、以前に比べ市場規模が拡大しました。

彼ら在留外国人の意見を調査することは、海の向こうで調査することにもはや等しいと言えます。
とはいえ、「調査にあまり費用がかけられない」「何から初めたらいいかわからない」等
お困りの方は、こちらがおススメです。→http://research.guidable.co/
最安3万円から情報収集が可能です。

②適切なペルソナを考える。

基本的な考え方は、日本人に対する商品を開発する時と考え方は同じです。
しかし、この時点で大きな誤りが生じているケースがほとんどです。

日本国内で海外向けのペルソナ(お客様)を考えるとき、
「外国人」というひとつ枠組みの中で考えてしまいがちです。
もちろん、国や地域によってその購買行動の特徴も大きく異なります。

まずは、「どこの国籍・地域の人々がメインターゲットになるのか」「収入や世帯などの層はどこにあたるのか」等
外国の方であってもターゲットを深堀することが重要です。

③自社のプロダクトの特徴やデザイン

売りに行きたいターゲットが定まったら
自社の商品がそのターゲットに適しているのか、外国人に刺さるのか判断しましょう。
適していなければ、どのようにカスタマイズすればいいのかを考える必要があります。

デザインでいうと映画の宣伝などがわかりやすい一つの例です。
ディズニー映画「ベイマックス」では国ごとにポスターのデザインを変え宣伝を行っていました。

また、公式のラインスタンプなど、売り出している国によってデザインが違うのはご存知でしょうか?
このように海外展開・外国人向けに商品を売る際、0から設計し直すのではなくいかに売りたいペルソナに対してどのようにカスタマイズできるかが重要になります。

④適切なプロモーション手法の策定

次に、プロモーション手法です。

適切なプロモーションを選定するうえで、外国人向けのビジネスでは知っておくべき様々なノウハウがあります。例えば中国人のオンライン購買需要は、年々上昇傾向にあります。弊社のヒアリング調査では、「コロナ禍によって購入が難しくなったが、日本の商品を購入したい」という声を頂いております。
実際に、日本国で主に使用されるTwitterやLINEなどのSNS広告におけるCTRに比べ、Weibo(微博)やWechat(微信)といった中国のSNS広告のCTRは高いとされています。

また、SNS広告やリスティング広告など成果が上がらない場合、
実際に商品の使用感を伝えるインフルエンサー広告は、使用感を重視する外国人向けプロモーションにより効果的とされています。
商材にあったインフルエンサーを選択することで外国人に対してはより効果的なプロモーションを行うことができます。

商材にマッチングしたインフルエンサーを探す→http://buzz.guidable.co/

外国人集客に必要なことはわかりましたか?

新型コロナウイルス流行の鎮静化や渡航規制の見通しはまだまだ立ちませんが、

今のうちに外国人向けの集客案・商品設計を考えることで競合に差をつけることができます。

まずは、ブルーオーシャンである在留外国人市場から攻略していきましょう!

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